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広島東洋カープトレーナー・苫米地鉄人さんに特別授業を行っていただきました!

2016.12.16お知らせ

12月16日(金)、元広島東洋カープ投手で、現在3軍トレーナーとして選手を支えられている苫米地鉄人さんに、「プロ野球のトレーナーとして」と題して特別授業を行っていただきました。苫米地さんは本校鍼灸学科・2010年の卒業生(7期生)です。 

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苫米地さんは、1999年のドラフト6位でカープに入団。2000年のシーズン開幕1軍入りを果たし、高卒1年目で2勝を挙げ将来を期待されますが、右手親指、肩、肘の故障などで2006年オフに戦力外通告を受け、自由契約に。
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身体のしくみやケアには現役時代から興味があり、退団後、治療院でのアルバイトを経て、2007年に本校に入学。鍼灸師の資格取得だけでなく、パーソナルトレーナー資格のNSCA-CPTを在学中に取得。治療院でのアルバイトも3年間通して続けられ、実践経験も積みながら2010年に卒業。1年半の整形外科での勤務を経て、2011年10月、晴れてトレーナーとしてカープ球団に復帰を果たされました。

トレーナーとしての仕事は早朝の準備から、選手がすべてを終えた後の深夜にまで及びます。治療やケア以外でもっとも重要なことは、1軍・2軍では「選手を見る」こと。練習や試合の間、選手の動きから目を離さないことだそうです。ケガの原因となる「気のゆるみ」を注意深く見逃さないことや、ボールが体に当たったときや足をひねったときなどに、ボールの跳ね返り方や状況で、即時に下す判断が変わってくるためです。

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ケガをした選手の復帰を支援する3軍では、強化選手の対応をされています。「強化選手」とは、苫米地さんと、同期の高卒入団の河内貴哉さんが同じように1年目から活躍し、同じようにケガに苦しんだことから、しっかりと体作りをして実戦で鍛える、という方針を球団が立てたことから生まれました。

苫米地さんがトレーナーという仕事についてやりがいを感じるところは、

・シーズン中はほぼ毎日選手を診ることができ、変化を感じ取れる

・治療の効果がすぐに確認できる

・選手との意見交換ができる(どうしたいか、どうなりたいか)

・選手をプロデュースできる(意志を高めたり、ビジョンを描く支援)

・様々な資格の医師・トレーナーとの意見交換ができる

・関わっている選手の活躍を目の当たりにできる

ことだそうです。

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最後に、後輩の皆さんへのメッセージとして、

“自分の目標を明確に持ち、達成のために「今ここで、ここで今」何が必要か、しっかり考え実行して行きましょう”

というお言葉をいただきました。

専門家として選手を支え続けるトレーナーの働きが、カープの強さの大きな要因となっていることを深く理解することができた大変価値ある授業でした。

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現役時代の野球カードを持参した学生と記念撮影!